ショートショートバトル 5KBのゴングショー第270戦勝者

「ひゅー 銅鑼」

ダンジョン真磨田

ハイドラ。

ヒドラとも言う。

次々と発生し続ける問題に例えられる。

国家はリバイアサンという化け物に例えられることもある。

国家が国家であるためにリーダーはハイドラと戦わなければならない。

ハイドラの首は国民の一部の首であるかもしれない。

しかし、最小不幸の実現を目指せば、ハイドラの首は落とさないわけにはいかない。

一つ落としても、別の首が襲いかかる。

その上、放っておけば、切り落とした首は再生し、襲いかかってくる。

ハイドラは完全に息の根を止めない限り勝つことは不可能だ。

つまり、諸問題は一気に解決されなければならない。完全なる平和と同じく、それは想像上の世界にしか存在しない。

つまりどのリーダーもハイドラに勝つことはできない。

リバイアサンとハイドラを相打ちにすると言う方法もあることにはあるが、それはある意味、禁断の手。

しかし、最近、その手が解禁されたとかされないとか。

単なる噂なので、真相は不明だ。

もしかすると、今までにないソリューションが開発されたのかもしれない。

世の中は行きつ戻りつしながらも、徐々にではあるが進歩しているのだから。

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